初心者向ギターの弦の張り替え方法

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みなさんこんにちは! シンガーソングライターの宮島久男です。

今回はギターを買ったはいいけど弦の交換方法が良く分からないという方、そんな方向けに僕が普段行っている弦の交換方法についてお伝えします。

これを一通り読めば、アコースティックギターの弦の交換方法がおおよそ理解してもらえると思います。是非読んでみてください。

またビギナーの方でも読み進めることで、自分にはない新たな発見があるかもしれません。

弦を緩める

僕は下記のパワーペグという、電機ドリルのような形をしたペグまわしを使って弦を緩めます。

楽器屋さんで3000円くらいで売ってます。

手で回してたら、とても疲れるのです。

そして緩むとこんな感じ。

弦を外す

次にブリッジピンを、ニッパーやラジオペンチで外します。

これが外したブリッジピンです。

ブリッジピンを、外した本体。

弦を本体から外します。

ヘッドからも弦を外しましょう。

弦を完全に外したギターです。

外した弦はスーパーの袋などに入れて、燃えないゴミで捨てましょう。

弦が邪魔して掃除出来なかった所の掃除

弦を外したら、普段クロスで磨けない場所を掃除します。

指板の手入れ

次にレモンオイルとキッチンペーパーを用意します。レモンオイルとはフレットに水分を与えて潤すものです。

ティッシュだと毛羽立ってよくないので、キッチンペーパーを用意してください。

レモンオイルをキッチンペーパーに少量つけて、フレットの指板を拭いていきます。

おすすめの弦

新しく張り替える弦を用意します。

僕はダダリオのEJ16という弦を使ってます。

これは3セットで2000円くらいでサウンドハウスさんで売ってますので、そこが安いです。

僕の今いちばんおすすめの弦です。

新しい弦を張る

弦を袋から取り出します。

ダダリオの場合、各弦に色が付いていてそれが何弦であるかを表しています。

例えば3弦は緑とか袋に書かれています。

ブリッジに差し込む部分を写真のように少し曲げます。

弦が外れにくくするためです。

ブリッジの穴に、弦のポールピースを差し込みます。

そして、糸巻きに一度通してから

巻きしろを1フレット分とります。

ナットに置いた手を1フレット目へ移動させて、その分だけ弦の巻きしろをを確保するイメージです。

そして、ゆっくり弦を巻いて行きます。

1周目は弦が外れないように、伸ばした弦の下をくぐらせます。

それて巻き終わったら、ニッパーやラジオパンチで余った弦を切ります。

 

これが切った後の状態です。

同じように5弦と4弦も巻きます。

さらに1〜3弦も同様に巻きます。

全ての弦を巻き終わり、不要な弦を切り取ったら、チューニングをします。

チューニング

僕はこのKORGのAW-2というクリップチューナーが好きで、ずっと使っています。

このあとにAW-3という後継機が出ましたが、やはりこのAw-2がいちばん使いやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

ここでチューニングのコツをお教えしますね。

チューニングする時は必ず、低い音からぴったりの真ん中を狙ってください。

高くなり過ぎたら、真ん中の位置から少し低い所へ戻って、そこからジャストの位置を狙って巻いて行きます。糸巻きの性質上、この方法がベストです。

弦を交換したばかりのときは、どうしても弦が伸びるので弾いてはチューニング、弾いはチューニングという作業は必要です。

だからもしライブをするのであれば、ライブの当日には弦交換をしない方がいいです。チューニングが狂いやすいからです。交換はライブの前日までに済ませましょう

弦を張ってチューニングも終わったら、ピックでジャカジャカ弾いて、弦をなじませましょう。

おすすめのピック

僕のお気に入りのピックは、このギブソンのミディアムのフラットピックです。

弦やピックなどを選ぶとき、どれにしたら良いか分からない場合は、とりあえず僕の真似をしてみてください。

それで自分には合わないと思ったら、変えれば良いと思います。

まとめ

以上が、弦の交換方法になります。

おすすめの弦やピックの話なんかも交えながら、説明してみました。

あなたの役に立てたなら、嬉しいです。