こんにちは、シンガーソングライターの宮島久男です。
これからギターの話をするのに、なんでキーボードが写ってる写真なの?って突っ込みは、置いておいて。
僕の大事な大事なギターを、あなたに紹介したいと思います。これから素晴らしいアコギの世界へご招待しましょう。
僕は現在4本のギターを持っていて、メインギターと言うものを決めないようにしています。人間も順位づけされるとイヤですもんね、だからみんな平等です。
そんでもって、今回紹介するのは
じゃじゃ〜ん
これ!
このギターはTaylor というメーカーの、814cという型式のギターです。
Taylorってメーカーは、ほとんどピックアップ付で販売されてるのですが、このギターは大阪の三木楽器さんが特注で注文した ”ピックアップなし” のモデルなのです。
この記事の内容は動画でも説明しています。是非ご覧ください。
TOPの再塗装
トップの色はもともとナチュラルカラーでしたが、見ての通りマリンブルーに塗装しました。
しかもtaylorのギターってウレタン塗装なのですが、それを剥がしてギブソンやマーチンが採用しているラッカー塗装で塗り直しています。
このラッカー塗装とは、経年変化とともに木に馴染んできてビンテージ化して行くという素晴らしい塗装です。
ただ、ビニールとかナイロンに反応するので、革ジャンとか着ながら弾くときは要注意です。
ピックガード交換
今でこそtaylorのギターも黒のピックガードのモデルがありますが、僕が買った当時は全部べっ甲色で、それがトップの色と合わなかったのでリペアショップの方と相談して同じ形で黒のピックガードを新しく作成して付けてもらいまた。
ナットとサドルの交換
Taylorのナットとサドルはタスクという硬いプラスチックのような素材が使われていますが、音にどっしり感を出すために牛骨に交換しました。
ぺグの交換
ペグも黒いエボニー材が使われていましたが、僕はゴールドのほうが好きなのでそれも交換しています。ペグとは写真にあるように、弦を巻くとき回す部分のことです。
ピックアップ取り付け
写真ではサンライズのS-2というマグネチックタイプのピックアップがついているのが分かりますが、実はもう1つギターのトップ板の裏側にコンタクトピックアップがついていてこの2つピックアップの音をブレンドして音を出しています。
エンドピンジャックからステレオシールドにて2つのピックアップの音を外部のプリアンプに送る仕組みです。シールドとはギターとアップをつなぐコードのことです。
押尾コータローさんが使っているM-Factory というピックアップとほぼ同等のクオリティーです。このピックアップについては別の記事でまた詳しく書く予定です。
興味ある方は是非、楽しみにしていてくださいね。