作曲した曲を形に残そう!楽譜の書き方編

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みなさんこんにちは! シンガーソングライターの宮島久男です。

なんとかギターを使って曲が作れたとします。

そのときノートに歌詞を書いて、その上にコードを書いただけで終わってませんか?

僕も最初はそうでした。

それでも本人が覚えていて後で歌えればとりあえず、不便はないですから。録音しておくという手もあるし。

でもなんかそれってイマイチ作曲した感じしませんよね?。

僕はそういうのもあって、なんとか楽譜を書くようにしていました。

確かに今は、楽譜もパソコンのソフトで書けますが、手書きのメリットもあります。

楽譜にきちんと残したほうがよい、というメリットもあります。

ですが、結構この楽譜を書くってのがハードル高いんじゃないでしょうか?

小学校の時の音楽の成績は最低だった僕ですが(笑)、そんな僕でも楽譜が書けるようになったのです。

だからこの楽譜が書けない人の気持ちも良くわかります。

どっからとっかかったらいいかも分かるので、是非これを読み進めて、あなたも楽譜が書けるようになりましょう。

まずは予備知識

楽譜を書く前に、質問です。

「ト音記号」の意味ってわかりますか?

これって小学生で習うのですが、これを知らない大人って結構多いのではないでしょうか?

さすがに「自分はシンガーソングライターです」って名乗っていて「ト音記号の意味」が分からないとバカにされるので、おさらいしましょう!

「ト音記号」というくらいですから「ト」の位置を表しています。

で「ト」って何か?ってことですが、日本ではドレミファソをハニホヘトと読んでいます。

つまり「ト」は「ソ」を表しています。だから「ソ」の位置が渦巻きが巻かれている真ん中に来るように「ト音記号」は書かれています。まあ、これくらいはみなさん分かりますかね。

では応用で、へ音記号は?

「へ」だから「ファ」の音ですね。

点々で囲んだ線の位置が「ファ」になります。

音階を探す

最初に音を探します。鍵盤かギターで音を探して、例えば最初のメロディがドレミとしたら、その音を譜面にするのです。

僕もそうでしたが、音の高さはいいのですが、リズムが難しい。

音符にして楽譜に書き表すには音の高さだけでなく、長さ(リズム)が大事。

これを拾うのが初心者には、一番難しいのではないでしょうか?

リズムを理解する

リズムと言ってもかなり漠然としていますので、初心者はどうやってとっかかるか教えますね。

これ、小学校のとき習ったかな?

音符の種類をすべて「タン」や「ターアー」に置き換えて音符の長さを具体的にイメージするのです。

最初は練習ですので4分の4拍子でやりましょう。これが一番分かりやすいし、一番多いパターンです。

 

写真のように音符のパターンを「タ」「タ タン タ」などで覚えてしまってこのリズムで

今楽譜にしようとしているメロディが ミファソ で タン タタ だったら

となる訳です。 ここまでOKでしょうか?

では、より分かりやすくするために、実際の曲で説明しますね。

秦基博さんの「ひまわりの約束」です。

歌いだしの2小節を見て行きましょう。KEY=Fで「シ」だけフラットというものですが。

音を探すと「ミソファソー ソラシラソラー」(どうして きみがなくの)であるのが分かると思います。楽器で音を探してみてください。

次にこのメロディーがどういうリズムになっているか、考えます。

先ほどの「タタ」で考えると、「タ タ タ ターー  タ タ タ ターー 」になります。ここで4拍子のカウントを取りながら(テンポ♩=79位で)

タタを言ってみると、最初のタが8分音符、つまり一拍の半分だということが分かります。そうすると以下のリズムになりますね。

 

それをメロディーもつけて楽譜にすると

となります。

このとっかかりが大事で、もう少しシンコペーションとか入ってくると難しくなるのですが

まずこの手順が僕が基本だと思っています。是非やってみてください。

最後に答えを載せますね。

まとめ

まずはこの「ひまわりの約束」のはじめの2小節のメロディーとリズムの関係を

楽譜と実際の音で確認してみてください。これが理解できれば、後は応用だと思います。

是非、がんばってトライしてみてください。