作曲の完成度を上げる3つのコツ

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みなさんこんにちは! シンガーソングライターの宮島久男です。

今回はある程度作曲をするようになって、その上を目指している方への記事です。

なかなか良い曲が書けない、と悩むことってないですか?

そんな方に向けて僕なりに、完成度を上げて行く方法について、お伝えしたいと思います。

既成の曲は教科書である、常にコピーして学べ!

作曲したいと思う人は、初めに作曲の本を読もうとする人が多いと思います。

僕もそうやってきました。ですが今振り返ると、それってあまり効率が良くなかったですね。

というか作曲の本なんて、ほとんど役に立ちませんでした。

結局何が役に立ったかをお話しします。

世の中には沢山の曲が出回っている訳で、もうそのすべてがお手本なんです。教科書なんです。

そう思って沢山聴いて、良いと思った曲を分析するんです。

自分なりの解釈でかまいません、このメロディーは何がいいんだろう?って考えてみるのです。

そこで理由が分からなくても、とりあえずコピーしてコードを鳴らしながら歌ってみる。

そういった作業を繰り返して、体に良いメロディーをストックしておくんです。

そうすると、後で曲を作るときに必要な箇所に必要なメロディーが自分なりにアレンジされて出てくるんですよ不思議と。

この感覚が1度でも実感できると、作曲の完成度はあがるし、何より作曲が楽しくなってきます。

コードの構成音でない音をあえて狙え!

初心者のうちはコードCならその構成音である「ド、ミ、ソ」でメロディーもできると考えがちですが、実は良いメロディーや人の心に触れるメロディーって、このコードの構成音じゃないところをたどっているメロディーだったりします。

コードの構成音だけだと、童謡のように単調になります。

テンションコードのオシャレさを取り入れろ!

大げさと思うかも知れませんが「アドナインス」の音。多分いろんな曲で僕は聞いていたはずだと思うのですが実際に自分でピアノでコードを弾いたときは衝撃的でした。

「アドナインス」って何かって話ですが。

あなたも、是非やってみてほしいのですが、ピアノでドミソを押さえます。

つまりコードCですね。その音にレをプラスしてみてください。一気にオシャレになったと思いませんか?

このコードの音をアルペジオで分散して弾いてもいいし。少し感動してもらえるかもしれません。たったこれだけ、だったりします。

ピアノの伴奏でもこのナインスやシックスを加えるだけで上手く聞こえます。

このコードの心地よさが、さらに良いメロディーを導き出すのです。

メジャーセブンスもそうですね。僕の好きなコードです。

実際に楽器で鳴らしてみて、体で感じてみて下さい。

この体にコードの音のイメージを入れておくことが、後々ものすごく大事になって来ます。

まとめ

1.作曲の本よりも既製の曲から学べ

2.コードの構成音以外を狙うことがお洒落なメロディーのはじまり

3.テンションコードの美しい響きを体で感じよう