独断と偏見で語るミスチルの歌やメンバーの魅力

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みなさんこんにちは! シンガーソングライターの宮島久男です。

今回のテーマは、僕の作詞作曲に多大な影響を与えてくれたバンド「ミスターチルドレン」の魅力を僕の独断と偏見で、語ってみたいと思います。

歌詞がいい

HERO より「例えば誰か一人の命と 引き換えに世界を救えるとして、僕は誰かが名乗り出るのを、待っているだけの男だ」

世の中に出てる歌やアマチュアの方の作品でもいいですが、その歌の9割が夢や恋愛をテーマにした、使い古されたフレーズで終わってしまうような気がします。

そんな感想を持ってる僕は、この歌い出しの一行が衝撃的でした。そうくるか?みたいな笑

僕は作る側の人間だから余計に、ありふれた言葉がつまんなくて、誰も歌ってない歌詞に敏感なのかも知れません。この歌い出しにミスチルの凄さを感じました。

声がいい

倍音って分かりますか?上手く説明出来ないけど。

声を出したときに、その出した音程とは別に周りに付加される違う周波数の音なのですが、ミスチルの桜井さんはその独特の倍音を持った声にも魅力がありますね。

僕も、いろんな方の歌を聴きます。例えばアマチュアの方のデモを聴くと、まず声が好きじゃないと、その先に入り込めない感じがします。

それくらい声って大事だな、と思うのです。

曲がいい

例えば「イノセントワールド」のBメロのコード進行や、「抱きしめたい」のサビで自然に転調しているところなど、作曲する人には大変勉強になる曲が多いですね。

あと、名もなき詩で「あるがままのこころで〜♩」とサビのメロディーがキャッチャーで大きくメロディーが躍動する感じもすごいと思います。

メンバーがいい

僕は以前、ミスチルのレコーディングなどの風景を密着取材するような番組をテレビでやっていて、それを見ました。

番組の中のインタビューでメンバーの人が全員「桜井さんの歌が好きで歌を最大限に生かすように演奏している」というのです。

僕もバントをやったことがあるのですが、メンバーはみんな自分の主張が強くて自分は脇役に回ってヴォーカルを引き立てようなんて、思ってくれる人はなかなかいませんでした。

でも聴き手からすると、歌が聴きたいんですよね

よくアマチュアバンドであるのが、演奏がうるさくて歌がよく聞こえないバンド。

それも、バンドのメンバーみんなが自己主張が強い結果のような気がします。

まとめ

音楽をやってる人は腐るほどいて、やはりここまで有名になったバンドですから、様々な音楽の要素がどれも他より秀でていた結果だと思います。

見方を変えれば、音楽のプロを目指す人にとっては勉強になる要素がたくさんあるアーティストであるとも言えます。

研究して、良い要素を自分に取り入れましょう。