みなさんこんにちは!シンガーソングライターの宮島久男です。
これからストリートライブを始めてみようかと思ってる方や、既にストリートライブをされている方で、機材選びに悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、僕の数年間のストリートライブの経験から、実際に役立つストリートライブの機材選びについて書きたいと思います。
この記事の内容を動画でも説明しています。是非ご覧ください。
アンプの選び方
アンプを使わずに生でやるというのもいいと思います。
いろいろやってきて、それがいちばん感動を呼ぶとも思えるからです。
ですがアンプをつけるとなったとき、注意したい事があるのでお伝えしますね。
アンプをつけると、演奏技術の前に音質ありきになります。
演奏している本人は意外と気がついてない人が多いですが、運ぶのが楽だからとか、値段が安いからといって小さいアンプを選択するのは要注意です。
電池駆動の小さいアンプは、音が悪いものが多いです。
音量は大きければそれはそれで苦情のタネですが、音質は大事です。
例えばクレイトの黄色いアンプや
ROLAND の CUBE STREETは
僕はやめるべきだと思います。
音が悪いからです。
ROLAND の CUBE STREET は電池駆動だし、リバーブやEQなどついていてなかなか良さそうなのですが
出力が ステレオ5W(2.5W+2.5W) なのです。これって、下手するとラジカセよりも出力小さいってことです。
これをつけてやってる人を良く見かけますが、音量よりも音質が良くないですね。
やはり出力の大きいアンプでボリューム半分位で出すのが、一番音が良いように感じます。
僕のおススメのアンプはRolandのSTREET Cube EX
または CREATE のTX50
の2つがいいと思います。
たとえば、どうしても小さいアンプにしたいのであれば
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MoniOne をお勧めします。
これは ¥15,800位しかしませんが 出力150wです。重さ3kgくらいしかないのに
出力が結構あって、音もそれほど悪くありません。ただ問題は電源ですね、電池で動かないので。
だからみなさん電池駆動で動くROLAND の CUBE STREET を選ぶのだと思います。
そこで提案なのですが、屋外でもAC100Vのコンセントが使えるポータブル電源を使うという手です。
寸法:165x80x175mm、重量 :1.4kg で amazonで¥14,000 位で買えます。
もし、機材がキーボードとかエフェクターとか増えたとき電源がないと、全部電池駆動が可能なのもで揃えて、毎回電池を用意したり充電式の電池ですとそのたび、沢山の電池を充電しておかなければなりません。
よって、これ一つで電源を確保するほうが、あとの機材の選択肢が広がって僕はいいと思います。
マイク
ストリートライブ用に限らず、普段の練習やライブハウスでも自分のマイクを持参すること事をおすすめします。
やはり、定番中の定番、シュアーのSM58でしょうか。
これの上位機種でBEATというのがありますが、僕はあまり、違いが分かりません。このSM58で十分だと思います。
あと、なぜマイマイクを勧めるのかというと、オンマイクといって、唇をマイクに付けて歌う人がたまにいるからです。音圧を上げるためだと思いますが、それをみんなが使うマイクでやられたらイヤですよね。
そうでなくても、自分のツバがかかったりするので、マイクは自分のものを所有すべきだと思います。
値段も1万円位です。
マイクスタンド
マイクスタンドはどれでもいいとは思いますが、1つだけ注意があります。
ストリートライブは機材が軽いに越したことがないのでマイクスタンドもいちばん軽いやつを選ぼうとしますよね?(僕がそうでした)
でも実際使ってみて分かったのですが、マイクスタンドってある程度重みがないとマイクを付けた時にマイクの重みで傾いたりして、安定しないのです。
RolandのST-100MB
これが今出回ってるものでいちばん軽いと思います。ですが安定感がなく、また操作性が悪く使いづらいです。
例えば回すレバーが逆についてれば楽なのにとか、なかなかかゆい所に手が届いてない商品ですね。
キーボードスタンド
これ2、3年前に発見して、それからはずっとこれを使っています。
キーボード弾き語りの人の場合、機材でいちばん大きくて場所を取るのはキーボードスタンドだと思います。
これがコンパクトにならないか、ずっと思ってました。
そしたら、あったんです。最近、発売されたのかもしれませんが。
HERCULES KS118Bです。
あまりに便利で重宝してるので、沢山写真載せてみませした(笑)
キーボード
KORG のK61P
今、僕がストリートライブで使っているキーボードです。
ストリートライブで使うキーボードは、かなりいろんな機種を試しましたね、カシオ、ヤマハ、NODE 、ROLAND 。
ラインで繋ぐのでアンプとの相性もあると思います。
ヘッドホンで聴くと良い音なのに、アンプに繋ぐと、アレ?みたいな。
そんなこんなで、試行錯誤の上、音が良くて軽くて、アンプを通した音も大丈夫でと探して、これに落ち着きました。
重さ3キロちょっとしかありません。
音色の種類は多くありませんが、なかなか音は良いです。
実際ストリートライブって音色は1つしか使わないんですよね。
僕ははじめ、ギター弾き語りだけのストリートライブだったのですが、途中からピアノ弾き語りも両方やるストリートライブに変えました。
そしたら、最初より観客が増えた気がします。
音質だけを考えた場合、どうしてもエレアコをアンプに繋ぐ音はキーボードをアンプに繋いで出す音には敵わない気がします。
それだけ、ギターのラインの音作りは難しい気がします。
まとめ
長々と書きましたが、ストリートライブに関心のある方に、きっと役に立つだろと思われる事を僕の経験を踏まえて語ってみました。