みなさんこんにちは! シンガーソングライターの宮島久男です。
歌や楽器をやっていると「リズム感が悪ね!」とか言われた事ないですか?
僕の初めの頃は...相当ひどかったらしいです(笑)。
そもそも日本人は、リズム感が苦手な人種なんじゃないでしょうか?
「リズム感」とは実はものすごく大事で、上手い下手の区別を決定づける重要な要素なのです。
ところが実際、どういった練習をすれば効果が出るのか、その具体的な練習方法が書いてある、本やサイトってすごく少ないと思いませんか?
もしあっても「メトロノームを使うんだ」とか「裏を感じろ」とか、それくらいで終わってないですか?
今回の記事は、そう言った悩みを持たれておられる方に、僕がヴォイトレの先生から教わった具体的かつ即効性のある方法をお伝えしますね。
もっと早く知っていれば良かったと悔やまれるほど、僕には効果がありました。
よって、ここで書かれた練習方法を実践すれば、必ずリズム感が良くなりますので是非実践してみてください。
この記事の内容を動画でも説明しています。是非ご覧ください。
目次
リズムトレーニング1(裏を感じる)
① メトロノームを用意します。
② BPM=70で鳴らします。
BPMとは1分間に何回鳴らすか、という基準のことです。
③ メトロノームに合わせて「いち」「にい」「さん」「し」と言います。
ワン、ツーじゃないとこがミソ。
④ それを繰り返します。
⑤ 「いち」「と」「にい」「と」「さん」「と」「し」「と」...のように間に「と」を入れます
⑤ 「と」を言うタイミングで手を叩きます
⑦ それが裏拍になります。この裏を感じることが、メッチャ大事です。
⑧ 言葉で言うのをやめて、手だけ叩きます。(それが裏拍です)
⑨ 慣れてきたらBPMを100位まで上げて練習しましょう
100円ショップで買ったホワイトボードに書いてみました。
絵が下手で、すみません(笑)
リズムトレーニング2(裏と表を交互に)
リズムトレーニング1で行った、裏で手を叩くのを7つやったら
その続きで今度は表を叩きます。つまりメトロノームが鳴ってるタイムングで叩く。
それを8回やったらまたすぐ次に、リアルタイムで裏(メトロノームの間)で叩きます。
これを交互に行います。続けてです。
止まらないようにしてください。一見簡単そうですが、これが難しい。
難しいということは、できるようになればよりリズム感が良くなるってことです。
めげずに、頑張りましょう。
手の絵が、どんどん雑になってます。すみません(笑)
リズムトレーニング3(16ビート練習)
① BPM=70で、メトロノームを鳴らします。
② メトロノームの1回で鳴る音で「ワン、ツー、スリー、フォー」の4つをすべて言います。
③そしたら今度は、メトロノームの位置が「ワン、ツー、スリー、フォー」の「ワン」に来るようにタイミングを合わせます。まあ最初はその位置で言ってるでしょうから、これは楽ですね。問題は次。
④ 今度はメトロノームの位置が「ワン、ツー、スリー、フォー」の「ツー」の位置に来るようにタイムングを合わせます。
⑤ これができたら「スリー」の位置。それができたら「フォー」の位置でメトロノームがなるように「ワン、ツー、スリー、フォー」をカウントします。これが結構、難しい。
え? 簡単だって?そう思った人は結構リズム感、いいんじゃないですか?
リズムトレーニング4(3連の練習)
今度は三連符です。4拍子でも1拍を3つに分ける練習。
①「ワン、ツー、スリー」と言いながら「スリー」にメトロノームが合うようにタイミングをとってください。
②それができたら、今度はこのままで拍の頭で「ワン」「ツー」「スリー」「フォー」と言います。つまり下の写真のように。
③それができたら、3連の2ツ目で手を叩きます。下記の写真の感じです。
④それができたら、2拍目と4拍目で足踏みします。ドラマーの人がバスドラのペダルを踏むように。
バスドラとは、ドラムの中でいちばん正面真ん中にある、大きな太鼓のことです。
リズムトレーニング5(2拍3連の練習)
① さっきと同じように3連の3つ目でメトロノームが鳴るようにして、手は2拍3連の位置で叩きます。
こんな感じ。
②それができたら、2拍と4拍で足踏みします。
③ それができたら、足と手を逆転させます。
2小節ごとにリアルタイムに交互に入れ換えます。
まとめ
以上、僕の知っててすっごく効果のあるリズム練習でした。是非実践して「リズム感いいね!」って言われましょう!