陥りやすいボイストレーニングのスクールの罠

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みなさんこんにちは! シンガーソングライターの宮島久男です。

現在、ヴォイストレーニングに通っている方に質問です。

「しばらく通っているけど、さっぱり上手くならないな」って思っていませんか?

もしそうだとしたら、なぜそうなるのかの理由が、この記事を読むことで分かるかもしれません。

今回の記事は、よく陥りやすいヴォイストレーニングの罠について語りたいと思います。

本当に効果が出ているのか?

ヴォイストレーニングに通っている事に満足して、冷静に振り返ると、効果を実感出来てなかったりしてませんか?  昔の僕がまさにそうでした。

なぜそうなるのか?自分なりに考えてみました。

 

ヴォイストレーニングに通う人って、もともと歌がそこそこ上手くて、更に上手くなりたいと思って通い始める人が8割なんじゃないかと経験上、実感しています。

なのでヴォイストレーニングの生徒さん達が出る発表会みたいなものに出ると、みなさん上手い訳です。

さらに良く聞くと、上手い人の中には今年の夏から習い始めました、なんて人が沢山いたりしました。

何を言いたいか?というと、通い始めてからの伸び代はどうなの?という事。

実際、超下手だった人が激変したヴォイストレーニングを、見た事がありません。

そういった下手な人や、悪い癖がついてそれがなかなか治らず、その悪い癖が歌の上達を妨げるている人にとってはどこに通っても効果が出ないという、永久ループに陥ります。

なぜかと言うと、その一人一人違う悪い癖の解消法をいくらでも持っていてお医者さんのように、その人に合わせた処方箋を出せるトレーナーがほとんどいないからです。

僕もそうでしたが、その悪い癖に気がついて直せる能力がある先生であるか自分で判断してある程度通っても効果が出ないなら、その先生に見切りをつける勇気も必要かと思います。

対処法

「もともと高音が上手く出せなかったけど、苦労して10年もかかったけど克服してきました」っていう苦労話を語れるような先生につくべきかなと思います。

僕が習ったトレーナーの中で、下記の方がいちばんそれに近かったと思うので、紹介したいと思います。

https://www.loosevoice.com

もともと楽に高い声を出せていた人が、今出せなくて苦しんでいる人に解決策を教えられる訳がないと思いませんか?

その悪い癖とは厄介で筋肉が記憶してしまってる訳で、それを他の記憶で塗り替える作業が必要になります。

なので歌いたい衝動を、我慢して悪い癖が出たら、そこで止めて歌い直す位の覚悟が必要です。

ネームバリューに惑わされるな

「あの有名なアーティストも教わってるメソッドです」や「うちはこれだけの有名な歌手の声を見ています」って言葉、それってあなたにとって意味があるでしょうか?

その前振りって、もともと痩せてる人を更にシェイプアップさせました、って言ってるようなもの。

本当に太ってる人を痩せさせられますか?ってことが大事で、ライザップじゃないけど結果にコミットしてほしいです。

僕もそうですが、結果が出ないと嘆いている人は本当のデブなのです。本当に素晴らしいトレーナーならそんなデブを、痩せさせて欲しいものです(笑)

攻略法のヒント

鏡を見て歌って見ましょう。悪い癖がついている人は外側にもそれが現れやすいです。顎や肩、首、姿勢など歌っている時不自然な部分はありませんか?ビデオを撮るのも良いですね。

まず見た目で変な所があれば、それを自然な状態に直す事が大きなヒントになります。

歌が上手い人は見た目も自然で楽に歌っています。

見た目から直す事が、改善の大きなヒントになります。お試しあれ。

まとめ

1. ほとんどのヴォイストレーニングは上手い人を更に磨きをかけてるに過ぎない

2. ある程度通って効果が出なかっら見切る勇気も必要

3. 自分も悪い癖に悩まされてそれを克服して来たという先生に学ぶべき

4. 悪い癖は外見に現れる、鏡を見て歌ってみよう。