初心者におくる図面の見方のコツと基礎知識

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みなさんこんにちは! シンガーソングライターの宮島久男です。

今回のテーマは、音楽とはまったく関係ないです。

ですが、僕が普段働いている職場で使っている図面について、その基礎知識をお伝えしたいと思います。

もし、これから図面の仕事に就こうと思っている方には、きっと役に立つ内容になっています。

ぜひ読み進めてくださいね。

図面の目的

<情報伝達の手段>

① 例えば、製作業者に渡す製作の為の図面

「このように作ってください → 製作のため」

② 配置検討して、据付業者に指示する図面

「ここに、この物を置いてください → 位置を決める」

<承認行為の手段>

承認行為、誓約書のようなもの。お客様に提出する承認図など。

「この内容でいいですね? → お客様へ提出」

三角法とは?

立体のものを二次元の紙で表すための手法として、投影法というものがあります。

つまり立体のものを紙で表すには、どこか一方から見た絵だけでなく別な方向から見た情報も付加しないと、形が分からないからです。

三角法とは投影法の一種です。投影法には一角法と三角法がありますが、日本やアメリカは三角法が主に使われています。一角法は主にヨーロッパで使われています。

 

尺度について

縮尺、倍尺、現尺などありますが

この値は 端数のない綺麗な数字にすること。

1/35 とかしない。1/30 や1/50 などにすること。

実寸で印刷した図面を三角スケールで測ったりするときもそうですが、半分の大きさで印刷したりするとき、スケール測定ができなくなるからです。

線の種類とその意味

製図の世界では線を使い分けています。つまり、線の種類によって意味が違うのです。

1. 実線

物そのものの外形を表す。

2. 破線

隠れ線とも呼ばれ見えていない、表のものに隠れているけど図面に表す必要のある線のこと。

3. 一点鎖線

中心線とも言い、物の中心(センター)を表す

4.  二点鎖線

想像線ともいい、そこに物があったけど、今は撤去してないものとか、実際にはないものを表す。

5. 破断線

中身を見せるために、一部を取り去った境界線を表す。タンクの内部構造を表すときなどに使う。

寸法の種類と記号

直径の寸法記入 「φ」              
半径の寸法記入 「R」  
穴の寸法記入 「キリ」  
角度の寸法記入 「°」  
面取りの寸法記入 「C」  
 

厚みを表寸法記号

「t」  
正方形の辺を表す記号 「□」
参考寸法を表す 「( )」  
非比例寸法 「 _ 」  

まとめ

いかがでしたでしょうか?

図面をお仕事にするには、絶対外せない基礎知識を述べてみました。

ここで書かれたポイントを押さえておけば、とりあえず図面の基礎知識は得られたと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。