こんにちは! シンガーソングライターの宮島久男です。
同じ歌の上手い人でも、聴いていて歌詞が伝って来る人と歌詞が伝わって来ない人といると思ったことはないですか?
それはなぜなのか?どうすれば歌詞が伝わるのか?
自分なりに分かったことを、書いてみたいと思います。
歌いだしの頭の言葉を意識する
僕は暇さえあれば楽器屋さんに行って書籍のあるコーナーでボイトレの本や作曲の本を立ち読みして良いものがあったら買うようにして来ました。
振り返ってみると、一回読んだだけで部屋の隅に追いやって役に立った本はほとんどありませんでした。
ですが、この「もう一曲聴きたい!と言わせるヴォーカルテクニック」という鈴木康志さんとう方が書かれてる本。
これはとても役に立ちました。
この本の中に書かれている、言葉(歌詞)の頭をしっかりつかむ練習方法これ、実際やってみてほしいのですがこれをやるだけで、歌詞の聴こえ方が全然変わってきます。
実際にどういうことかと言うと、たとえばアンジェラアキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」という曲で「はいけい このてがみ」の「は」「よんでいるあなたは」の「よ」これをしっかり意識して歌うだけで歌詞がメロディーから抜けて聴こえてくるのです。
歌いだしの言葉を単に強調するのではなく、意識して歌うという方法です。
語尾を伸ばしすぎない
僕もフレーズの伸ばすところは何も意識せず、適当に終わらせてました。
でも「語尾は基本的に伸ばさない、伸ばすところは意味がある場合だけにする」それを意識するだけで、歌にメリハリが出てきます。
徳永英明さんの歌唱が参考になりますね。
ちょっと切りすぎじゃないか?って思うくらい伸ばさない所は切って歌っています。
伸ばさないところがあるからこそ、ロングトーンのフレーズが生きるとも言えます。
間延びすると歌詞が、ダレて聴こえます。
聴き手を置いて行くような歌い方になってないか?
これもほんと僕が指摘されたのですが、相手に分かってほしいとき丁寧に、ゆっくり話しますよね?
歌はテンポがあるので、ゆっくりというのは難しいのですが、聴いてる人がついてこれているかを意識することがとても重要だと思います。
自分の歌を録音して客観的に確認してみるのも、良い方法かと思います。
僕もそうですが、アマチュアの人ほど聴いている人がどう感じているかまで頭が回っていないことが、ほとんどです。
まとめ
歌詞の伝わる歌を歌うには、以下を意識する
1.言葉(歌詞)の頭をしっかりつかむ
2.語尾を伸ばし過ぎない
3.聴き手を置いて行かない意識を持つ
以上、読んでいただき、ありがとうございました。