先生が生徒を、親が子供をひいきしてはいけない理由

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みなさんこんにちは!シンガーソングライターの宮島久男です。

今回のテーマである「ひいきしちゃいけない」って何となくわかりますよね。

ですが自分では、やってないと思っていても無意識にやってしまっている人がいます。

また、本人はまったくそのつもりがなくても、受け取る側がそう感じてしまう事もあります。

今回はこの事について、僕が気づいた事をここで、まとめてみたいと思います。

これを読んでくださってるあなたに、何か共感や気づきがあったら嬉しいです。

 

この記事を書こうと思ったきっかけ

本題に入る前に、なぜ僕がこの話題を取り上げたのか?その理由から話してみたいと思います。

あまり、詳細に触れると語弊があるのでやんわり書きますが、僕の知ってる方で男の子二人の子供を持つ親の方がいます。男性です。

その兄弟は歳が3つくらい離れています。

そして、その親は長男の目の前で次男ばかり褒めるのです。長男が自分の言うことを聞かないとますます冷たくします。

その親としては次男の方が言うことを聞いてくれるから、俺は次男が好きだというアピールを長男の前でしてしまっているのでした。

それを見ていた僕はなんとなく嫌だなあと感じていました。

それが確か子供達が小学生の時です。

それからしばらくして、二人とも社会人になりました。

久しぶりにその二人の兄弟がどうなったか、人づてに聞きました。

すると、その長男は大学を途中で中退して、引きこもりのようになってしまったそうです。僕も実際に会って見ましたが、常に下を向いていて、何かに怯えているようでした。

一方次男のほうは、スポーツもできて頭も良く、生徒会長なども務めたそうです。

ただこの二人の兄弟は、ある時点からもう何年も一切口を聞いてないそうです。

この件を知って、子を持つ親や、生徒を持つ先生は一人の人間の人生を背負っているんだと感じたのです。

自分がえこひいきをしたせいで一人の人間の人生が狂ってしまったのですから責任が重いと思います。

 

良い子を褒めたくなる心理

僕が先生だったとしたら、やはり優秀な生徒を褒めたくなりますもんね。その気持ちは良く分かります。

言うことを聞かない生徒にもイラつくし、頑張ってくれない生徒にも疲れを感じるでしょう。

その気持ちも良くわかります。

自分以外の人ばかりが褒められるとやる気が失せる心理

 

僕が学生の時も、好きな生徒とそうでない生徒が露骨にわかる先生がいました。

たとえ、褒めてもらえない生徒が優秀でなかったとしても、優秀な人を褒めれば褒めるほど、やる気が無くなってくるんですよね。

可能性がどんだん断ち切られるというか。

だんだんと落ちこぼれる人って、きっとそういう道を辿ってるんだろうなあと思うのです。

比べるということの失礼さ

恋愛でもそうで「前付き合っていた人のほうが、、、」とかって絶対言っちゃいけないと思うのです。

これを読んでいる方で「そんなの、当たり前じゃん」と思った方も多いのではないでしょうか?

でも、実際僕は言われたことあります。

先生だって生徒さんに「前の先生のほうが良かった」とか言われたら傷つきますよね?

まとめ

ここで言いたかった事をまとめておきます。

1.  優秀な人を褒めるのもほどほどにしないと他の人を傷つける

2. 先生や親は一人の人間の人生をダメにする可能性もある。責任を持って指導すること

3. 比べられるほど人間嫌なものはない、肝に命じること。